2024 12.04
プレスリリース
「デジタル⽥園都市国家構想交付⾦ デジタル実装タイプTYPES」神奈川県採択事業において善光総合研究所が事業を開始
株式会社善光総合研究所
広報担当
この度、株式会社善光総合研究所(所在地:東京都港区南青山6-6-22 代表取締役社長:宮本隆史 以下善光総研)は、内閣府が支援する「デジタル⽥園都市国家構想交付⾦」のデジタル行財政改革先行挑戦型「デジタル実装タイプTYPES」に採択された神奈川県事業について、善光総研が神奈川県からの受託事業者に採択され、事業が開始されましたことをお知らせいたします。
【デジタル⽥園都市国家構想交付⾦ デジタル実装タイプTYPESについて】
デジタル田園都市国家構想交付金は、デジタルを活⽤した意欲ある地域による⾃主的な取組を応援し、「デジタル⽥園都市国家構想」を推進するため、デジタルを活⽤した地域の課題解決や魅⼒向上の実現に向けた地⽅公共団体の取組を交付⾦により⽀援をするものです。TYPESは「デジタル⾏財政改⾰」の基本的考え⽅に合致し、将来的に国や地⽅の統⼀的・標準的なデジタル基盤への横展開につながる⾒込みのある地⽅公共団体の先導的な取組に対して支援がされます。
詳細:内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生
デジタル田園都市国家構想交付金
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/mirai/policy/policy1.html
【善光総研の取り組みについて】
「デジタル実装タイプTYPES」を活用した神奈川県「介護ロボット実用化促進事業(国庫事業)」において、善光総研が事業者として採択されました。
本事業は、「さがみロボット産業特区」の取組の一環として、介護現場の生産性向上をはじめとする介護を取り巻く諸課題(介護職員の負担軽減、介護サービスの質の向上、業務効率化、新たなテクノロジーの開発と活用、介護離職等)を一体的に解決していくための取組を推進するために、生産性向上や被介護者のQOL向上に係る課題を抱える神奈川県内の介護事業所に介護ロボットコンサルタントを派遣し、介護現場の抱える課題の整理及び各介護現場の課題解決に適する機器の選定・導入を行うとともに、導入前後における課題に対する効果検証をサポートし、加えて、介護事業所、開発企業それぞれに向けた 新たな 介護テクノロジーの開発と活用を促進するための研修等を実施することにより、介護ロボット等の実用化・導入促進を図るものです。
また、上記に加えて、介護事業所における生産性向上に係る取組の実現状況や、利用者への介護サービス・ケアの質の状況等を取得し、分析を行うための環境を整備するとともにその標準仕様書案を作成し、介護事業所の生産性向上やケアの質の向上に資するデータ基盤を構築するものです。
善光総研では、現場に精通した介護ロボットコンサルタントを配置し、支援先の事業所や開発企業に対して伴走型の支援を行います。また、DXプラットフォーム事業(SCOP)を活用したデータ基盤の構築や研修を実施し、さらに展示会などの広報活動を通じて、本事業の取り組みを広く周知するなど、事業全体の運営を開始いたしました。「デジタル実装タイプTYPES」の取組については、今後政府において、全国展開に向けた検討がなされていくこととされています。
【善光総合研究所概要】
介護事業の生産性向上やケアの質の向上を目指すためには、介護事業のDXが重要な要素となります。善光総研は、業界最高水準の業務効率を実現する社会福祉法人善光会での知見を集約し、介護サービスの持続性を守ることを目的に、国内外に広く介護現場のDX化を普及させるためのDXプラットフォーム事業(SCOP)を展開しています。プラットフォーム上では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長賞を受賞したSaaSの提供や介護事業所の経営・DXの伴走支援事業を展開するとともに、介護事業所のDXをリードする現場視点とデジタル視点、そして業務変革のマネジメント視点を有する人材の育成のため、受験者数7,000名を突破したスマート介護士試験事業を進めています。また、プラットフォームを行政機関や地方自治体、海外向けに拡げ、生産性向上パッケージの提供を推進しています。
株式会社善光総合研究所 広報担当
E-mail : contact@zenkou-lab.co.jp