株式会社善光総合研究所
広報担当

　この度、株式会社善光総合研究所（所在地：東京都港区南青山6-6-22 代表取締役社長:宮本隆史　以下善光総研）は、中国・瀋陽市にて開催された2025浦江イノベーションフォーラム遼寧分科会 兼 東北アジア技術協力交流大会「AI（人工知能）を活用した医療・健康イノベーションフォーラム」に弊社取締役の前川が登壇しましたことをご報告いたします。

【大会概要について】
　2025年9月26日より、中国・瀋陽市にて「浦江イノベーションフォーラム遼寧分科会 兼 東北アジア技術協力交流大会」が開催されました。本大会は、中国科学技術部、上海市人民政府、遼寧省人民政府の共同主催により開催され、「イノベーション・リード・協力・ウィンウィン」をテーマに、7つのテーマ別分科会や省内各地での成果マッチングイベントなど、多彩なプログラムが展開され、9月28日までの3日間にわたり実施されました。
　会期中は、遼寧省党委員会副書記・省長の王新偉氏、中国科学技術部副部長の龍騰氏をはじめ、上海市人民政府副秘書長の夏科家氏、モンゴル生命科学大学学長のバダルチ・バサンスフ氏など、多くの国内外の著名な専門家や企業家が参加しました。参加者は、科学技術を軸とした交流、研究成果の連携を行い、浦江イノベーションフォーラムの優れたリソースを活用することで、遼寧省における国際協力のさらなる高度化を図りました。
　日本からは、善光総研 取締役の前川が招待され、分科会にて講演を行いました。前川は、日本における介護・福祉分野でのテクノロジー活用事例や、海外プロジェクトでの取り組みについて紹介しました。講演後には、現地の研究者や企業関係者と意見交換を行い、知見の共有とネットワーク構築を進めました。　本大会を通じ、善光総研は各国との海外ネットワークをさらに強化するとともに、今後の共同事業の展開に向けた新たな一歩を踏み出す機会となりました。

　本大会の開催後には、遼寧省科学技術庁の王学来書記をはじめとする政府高官が、社会福祉法人善光会サンタフェガーデンヒルズを訪問し、視察を行いました。当日は、弊社が推進するICTや介護ロボットの活用、さらに各国で展開している海外での取り組みについてご説明いたしました。
　今後も、これまでに培ってきたノウハウと、介護事業所で得られた現場の知見を活かし、日中両国における介護DXのさらなる普及・発展に貢献してまいります。