2024 05.20
プレスリリース
スマート介護士資格 「スマート介護士Starter(基礎)」デジタル庁・経済産業省 後援名義承認について
株式会社善光総合研究所
広報担当
この度、株式会社善光総合研究所(所在地:東京都港区南青山6-6-22 代表取締役社長:宮本隆史 以下善光総研)および社会福祉法人善光会(所在地:東京都大田区東糀谷6-4-17 理事長:西田日出美 以下善光会)は、2023年9月に提供を開始した受験料無料の「スマート介護士Starter(基礎)」試験が、デジタル庁及び経済産業省の後援名義について使用を承認されましたことをお知らせいたします。
これにより更なる認知拡大を目指し、メディアなどを通じた広報・PR活動の実施などを進めてまいります。
■後援名義について
後援名義とは、団体等が主催する各種の行事や趣旨に官公庁が賛同し、積極的に支援する価値があると認められる場合に、後援、協賛、賛助、監修等の名義の使用を承認しているものです。
この度の2省庁からの後援名義を受け、「スマート介護士Starter(基礎)」は更なる認知拡大を目指し、これまで以上に、デジタル技術に関する専門性と介護の質の向上と効率化を成し遂げる実現力を兼ね備えた介護職員の創出を推進してまいります。
■「スマート介護士Stater(基礎)」提供の背景
日本の介護領域を取り巻く環境は日々厳しさを増し、介護保険財政のひっ迫や介護人材の確保が大きな社会課題となっています。特に介護人材については、現状でも採用に困難を来している介護事業所が多数ある中、さらに厚生労働省の推計では、2040年には介護人材の需給に約70万人のギャップが生じるという推計が出されています。外国人材確保の競争性が激化するとともに、国内の労働力人口の減少が続いていく中、介護人材の課題を解決するためにも生産性の向上は不可欠であり、デジタル化はそのための重要な手段と位置付けられます。
介護現場のデジタル化は、テクノロジーやシステムの導入だけで完結するものではありません。DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉で表現されるとおり、デジタルと業務オペレーションの改革をセットで実施していくことが、現場の業務改善においては必要となります。こうした業務の改革を実行していくためには、各介護事業所において、デジタルと業務改革を同時に理解し、改善をリードする人材の存在が重要な要因となります。
■「スマート介護士Stater(基礎)」試験について
介護業界でのデジタル化を加速するべく、デジタル人材の裾野を広げるため、多くの方にDX学習の機会を提供できるよう、受験料を無料に設定するとともに、24時間365日いつでもオンラインで受験できるエントリークラスの試験として「スマート介護士Starter(基礎)」の提供をしています。
受験ページはこちら
https://smart-test-zenkoukai.web.app/
・24時間365日いつでもオンラインで受験可能(受験料無料)
・試験時間は20分
・終了後合否確認、合格者にはメールで合格証を発行
■スマート介護士資格とは
高齢化の急激な進展に伴い、社会保障や介護サービス提供の持続可能性に危機が迫っており、ケアテックと呼ばれるデジタル技術に注目が集まっています。こうした中、善光会は「オペレーションの模範となる」「業界の行く末を担う先導者となる」という2つの理念のもと、様々な革新的な取組みを進めてまいりました。善光総研では、そうした善光会ならではの知見を集約し、福祉関連事業者様や介護テクノロジーメーカー様に効果的に活用していただけるよう各種事業に取り組んでまいりました。
その活動の一環として、善光会が培ったノウハウを広く社会に提供し、デジタル技術に関する専門性と、介護の質の向上と効率化を成し遂げる実現力を兼ね備える介護職員を創出できるよう、2019年より「スマート介護士」資格試験を実施し、これまで15回の資格試験を重ね、約6,000名の方にご受験いただきました。
■スマート介護士Webページ
https://smartcaregiver-online.studio.site/
株式会社善光総合研究所 広報担当
E-mail : contact@zenkou-lab.co.jp